モームリ!「退職」の前に、心と体に目を向けてみませんか?

〜メンタルクリニック院長として、そして一人の経験者として伝えたいこと〜
「もう限界」「辞めたい」「朝が来るのが怖い」
そんな気持ちを抱えながら、今このページを開いてくださっている方もいらっしゃるかもしれません。
最近は、“退職代行サービス”という選択肢も知られるようになり、「もう自分で言うのは無理だから…」と利用を検討する方も増えています。
でも、どうかその前に、少しだけ立ち止まって、この記事を読んでいただけませんか?
私自身、職場での不適応に苦しんだひとりでした
今でこそ、メンタルクリニックの院長として患者さんの相談を受けていますが、かつての私は“相談する側”でした。
過去に、職場での人間関係や環境に適応できず、「逃げるように」その場を離れたことがあります。
当時は、ただ「自分が弱いからだ」「こんなことで休めない」と思い込み、誰にも相談できませんでした。
後になって、休職制度*や傷病手当金**といった公的な支援制度の存在を知り、
「もしあの時、誰かに相談していれば…」「無理をして辞めるのではなく、休むという選択をしていれば…」と、何度も思いました。
だからこそ、今、あの頃の私のように苦しんでいる方へ伝えたいのです。
「辞める前に、休んでいいんです」
退職は確かにひとつの手段です。でも、心や体が限界に近づいているときは、冷静に物事を判断するのがとても難しくなります。
感情のままに仕事を辞めたあと、経済的不安や孤独感に押しつぶされてしまうケースも少なくありません。
まずは、医師の診断による休職という選択肢を知ってください。
精神的な不調が認められれば、会社の制度や健康保険を活用して「安心して休む」ことができます。
その間に、心と体を回復させ、自分の今後をゆっくりと考えることができるのです。
当院では、こんなご相談に応じています
- 朝起きられない、涙が出る、眠れないなどの心身の不調
- 職場での人間関係や環境に対する強いストレス
- 退職や休職の判断に迷っている
- 医師の診断書が必要な場合(当日発行可能)
- 傷病手当金や休職制度についての説明・書類の相談 など
完全予約制で、プライバシーにも最大限配慮しています。
また、現在10社様以上で産業医を行っております。
ご希望があれば、職場への意見書や復職に向けたサポートも行っています。
退職代行サービスを使う場合も受診を
とはいえ、中にはどうしても仕事を辞めさせてくれないブラック企業もあります。
そういった場合は、一人で伝えても難しいため、退職代行サービスを利用されるのもよいでしょう。
ただ、そういったサービスを使われる場合でも、医師の診断書があったほうがよりスムーズです。
実際、代行サービス業者を利用された患者さんが、「業者さんから診断書をもらってきてほしいと依頼がありました。」とおっしゃっていたことがあります。
院長からあなたへ
一番辛いときほど、「誰かに頼る」ことが難しいものです。
でも、駄目になる前に、一度ご相談ください。
「辞める」ではなく、「休む」という選択が、あなたの人生を守ることになるかもしれません。
あなたが安心して、前に進めるように――
そんな存在でありたいと思っています。
※受診は予約制です。まずはお電話またはWEB予約フォームよりご連絡ください。
*休職制度とは、従業員が個人的な理由(病気、ケガ、家族の介護、留学など)で就労が困難になった場合に、雇用関係を維持したまま一定期間仕事を休むことができる制度です。各企業が就業規則で独自に設計します。
**傷病手当金は、健康保険に加入する被保険者が病気やケガで働けなくなり、事業主から十分な報酬を受け取れないときに基本給の6割程度が支給される手当です。
基本的に、雇用形態(正社員・契約社員・派遣社員・パート・アルバイトなど)や健康保険に加入期間を問わず受給することができます。
ただし、ごく一部の例外を除いて国保(国民健康保険)には傷病手当金の制度がありません 。
初診の予約について
フォーム、お電話(03-6379-0780)
よりご予約ください。
※スタッフが少ない時間もございますので、できる限りフォームでご予約ください。
※フォーム入力にて本予約となり、 キャンセル・変更はご自身で可能です(前日まで)。
※当日無断キャンセルをされますと、次回からご自身で予約できなくなります。当日キャンセルは必ずご連絡ください。
お電話(03-6379-0780)でご予約の方は下記の問診票を印刷の上、
お持ちいただけるとスムーズです。
対応困難な方
・興奮が強い、自傷が繰り返されるなど、安全確保が困難の方
・メチルフェニデート徐放剤を希望の方
・小児、思春期の方(18歳未満)
・その他、複雑なもしくは専門的な対応が必要な方
初診時に
お持ちいただくもの
- マイナンバーカード
- 健康保険証※
- 他院受診歴のある方は、診療情報提供書(可能であれば)
- お薬手帳など服用中のお薬がわかるもの
- 該当の方は公費負担に係る受給者証など
※初回受診時と健康保険の変更時は、健康保険証を出来る限り持参ください
(ネットワーク障害等により自費診療となる可能性がございます)
再診の予約について
当院では、デジスマという電子診察券のご利用を推進しております。
デジスマをご利用いただくことで、前日までであればご自身で受診日時の変更が可能です。
当日の変更や受診希望はLINE、お電話でお願いします。
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